2011年6月3日 井村さんの大豆の植え付け
本日、「幸運の大豆」5代目の種まきを行いました。
(写真)大豆を植える井村さん
大豆を植える井村さんをスタッフ2人でじっくり観察。以下、スタッフメモです。
- 植え付け場所は、金沢大地社屋前の花壇ならぬ実験農場
- 写真に写っている長い草は小麦(小麦が育っているところに、大豆を植えています)
- おおよそ20cm感覚で植えています
- ブラシの柄を使って器用に植えていっています(たこ焼き屋さんがたこ焼きをひっくり返すような手際)
- たこ焼きをひっくり返すような手際ということでそんなに深くは埋めていません(たこ焼きの半径くらい)
- ただ、植えつけ後数日間、雨が降らなさそうであれば、気持ち深めの方がよいそうです
- 土を耕していません。耕さずに表土を残しています。表面の団粒構造を大事にする不耕起栽培という方法です。
- 無農薬無肥料(有機肥料も与えていません)
- 金沢大地の大豆を購入されたことのある方が見ると、やや小粒に見えるかもしれません。でも、これは幸運の大豆が別品種なのではなく、個体差です。先に書いたように、肥料を与えずに育てているため、栄養不足で小粒になっているのです。今は、栄養不足の小粒の大豆ですが、これを続けていくと、いつか栄養のないどんな土地でも生きていけるスーパー大豆になるかもしれません。
- 人の手による水やりはしません。与えるのは愛だけです。
- 写真の上部及び下部にそれぞれ見える白っぽい砂は、戸室石(医王石)を砕いた砂です。金沢城の石垣にも使われている石で、いわゆる石焼き芋の石です。この戸室石がイオン交換体となって、根が養分を吸いやすくなるのです。
(写真)ミミズとはいチーズ